御膳みそ「天然」と阿波どりのお味噌汁

2023.01.23

志まやブログ

Number 006 part2,洋食シェフが考えた
御膳みそ「天然」と地鶏のお味噌汁

洋食シェフが考えたおみそ汁。いつも凝り固まってたおみそ汁の概念が少し変わるかも。

 

  材料

  •  御膳みそ 郷      7~8%(水に対して)
  • 水          1000cc

  • 阿波どり       250g

  • 塩(0.8%)      2g
  • 大根         適量
  • 人参         適量
  • ブロッコリー     適量
  • ネギ         適量
  • しょうが       3g

 作り方

  1. 阿波どりは皮を取り除き、両面に塩をふる。1時間ほど常温におき、出てきた水分を拭き取る。
  2. 深めの鍋に水としょうが、ネギ、1を加え、水を入れ火にかける。
  3. 沸騰したらアクを取り、すぐ火から外し冷めるまでおく。
  4. 3の煮汁を適量とり器に入れ、スライスした野菜類を湯がく。
  5. 煮汁を温め、味噌をとかす。
  6. 最後に鶏肉・野菜類を器に盛り、お味噌汁を注ぎ入れ仕上げる。

・火を通しやすくするために、野菜は薄くスライスした状態がおすすめ。

 

 

旨味を最大限に引き出す方法

旨味を最大限に引き出す方法をシェフにお聞きしました。1番目の工程の「1時間ほど常温におき、出てきた水分を拭き取る」。この工程は、料理人さんが必ず行う工程だそう。鶏の旨味をひきだすはじめのポイント。(時間がなければ、この工程は省いても大丈夫です。)

そして、3の煮汁を常温で冷ますという工程。こちらは、鶏をよりおいしくさせ、だしの旨味をよりひきたたせる工程だそうです。(シェフの方は、煮汁を専用の冷所場所に移すのですが、なかなか家庭にそのような場所はないですよね。)1歩、シェフの味に近づきますよ。

最後にお伝えしたいのが「0.8%」という数字!こちらはとある黄金比なのです。それは、食材の旨味を引き出すための黄金比率!今回の塩2gというのは、阿波とり250gに対して。日々料理をする中で、ぜひ0.8%覚えておいてくださいね!食材の旨味がぐーんと引き立ちますよ♪

 

徳島食材のご案内

今回の主役の鶏肉は「阿波どり」を使用しました。肉がしなやかで、やわらかいのが特徴です。鶏の煮汁は独特の臭みがでやすいのですが、今回のおみそ汁は香りもよく、阿波どりも柔らかくとってもおいしかったです!

しかし、阿波どりは徳島でも流通が少なく、スーパーでは手に入らないかも。私たちも、お肉屋さんで買い付けました。阿波尾鶏は有名ですが、阿波どりもあるなんて!知らなかったです。この機会に、ぜひお肉専門店へ行ってみては♪